#26 forgiveの本当の意味とは 〜イギリス・ヨークシャーから朝の生配信〜

Uncategorized Dec 15, 2021

前回の続きです。
#25 ポイ捨てって英語で何という?

ゴミ拾いをしていると、以前はビールの缶が目立ったんです。瓶はさすがに落ちていないので、車から投げ捨てたりするのかな。

 

けれども、先日は違ったんです。

圧倒的に多かったのが犬の糞が入った袋だったんです。ちょっとびっくりですよね。

袋に入っていない糞がそのままになっていることはままあって、百歩譲って土に還るから拾わないとしても、袋に入っている糞は土に還りませんからね。誰かが拾わないといけない。

 

そうなると「なんで置いてったんだ!」と腹が立ちませんか。

私は少し前なら腹が立っていたんですが、最近は腹が立たなくなったんです。「なんで置いて行っちゃったんだろう?どんな心理なんだろう?」と考えなくはないんだけど、考えるのも無駄。だって本当のことはわかりっこないから。

それに、置いて行っちゃった人も同じ人間だから。軽く捉えて、代わりに拾っておいてあげるという感じでいいんじゃないですか。そんな気持ちになったんです。

 

 

それって英語でいうとforgivenessと言えるでしょうか。ちょっと重いですかね。

 

皆さんはforgive=許すと覚えていますか。

このforgiveという単語、感覚を掴むのが難しい言葉なんです。

10年以上前ですが、ヒーリング系の通訳のお仕事をした時に感じました。日本で行われた個人セッションの通訳で、アイルランド人の英語を日本人に伝えるのですが、かなり噛み砕いて伝えないと非常に伝わりにくいな、と思いましたね。

 

forgiveというと、例えば「誰かに殴られたのを許す」「何かを盗まれたのを許す」となった場合、極端な話、「いいですよ。気が済むまで殴ればいい」「好きなだけ盗めばいい」と思わなきゃいけないのか、と捉えてしまうわけです。決してそういうことではないのに、forgiveが日本語の「許す」とは完全に一致しないために、日本人にとっては捉え方が難しくなるな、と感じましたね。

 

forgiveを他の語で言い表すとlet go(放す)に近いです。

「もう終わったこと。それについてはこれ以上時間とエネルギーを使いませんよ。」と放しちゃう。完全に手放す。それを温かい気持ちでやる、ということなんですね。

事柄や相手によっては非常に難しいことだけれども、「早く忘れちゃおう」と思うことがforgiveなのかなと思います。そういう意味ではforgetにも似ていますよね。

 

▼他にもエピソードを交えてお話しているこちらの動画も参考に!

 

さて、そんな私がゴミ拾いをしていて感じたことがあったんです。

ゴミを拾い上げた時、心臓のあたり、その表面が暖かくなってゾワゾワっとしたんですね。清々しいフワフワっという感じで、それがとても気持ちよくてびっくりしました。

 

そして、その時降ってきた感覚。

「宇宙銀行に預金されました!」みたいなイメージ。コインがチャリーン♪みたいな感じで嬉しかったです。

読者の皆さんにもそんな習慣と喜びみたいなもの、ありますか。

 

 

朝の生配信では、日々の気づきやYorkshireの様子をお伝えしています。聞いてくださった方は、ぜひ、YouTubeへコメントお寄せくださいね!

お待ちしています。

https://youtu.be/DRVEs7638aM

 

▶︎ 各講座メリット・特徴のまとめ記事 はこちら

 


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