#31 下野尚紀さんと新刊「好感を持たれる英語表現」にまつわる対談をさせて頂きました!⑤ ~favour(後編)~

Uncategorized Nov 26, 2022

皆様こんにちは。平松里英です。

引き続き、全国通訳案内士として英語ドイツ語を使ったお仕事をされている下野尚紀さんのポッドキャスト<シモノナオキのイングリッシュよもやま話 ~Noki Radi~>で新刊「好感を持たれる英語表現」にまつわる対談の模様をお届けします。

 

今回の好感を持たれる英語表現のお題は“favour(後編)”です。

どうぞお楽しみください!

 

 

 

平松:”favour”の他には、何かお願いするときの、何て言うんだろう・・・。

“Don't Tell, Ask.”みたいなのはありますよね。「これこれして欲しいんだけど」とか、「あれやって」とかっていうときに、”ask”であって、”tell”じゃない。

 

「これやって」とは言わないでしょ。「やってくれる?」みたいな。相手が返事をしたり、必要とあらば反論する余地を与えるっていうのがマナーなんですよね。

 

下野:なるほど。決め付けないということですね。

 

平松:そうそうそう。確かに今日は火曜日で、ゴミの日だから絶対に出しておいてもらわなきゃいけないから「ゴミ出して」、なんだけど。

 

下野:はい。

 

平松:「ゴミ出して」って言わないんですよ。

 

下野:ははは(笑) ええ。うん、そうですよね。やはりそこの部分が”ask”ってどっちかっていうと尋ねるというか質問するというようなニュアンスですよね。

 

平松:そうですね。

 

下野:で、それをどうやって“質問するっていう形で人に頼むの?”って話だと思うんですけど。

 

平松:例えば、”Can you...?”的な感じとか、もうちょっとそこにワンクッションつけるんだったら、

“Do you think you could”とか”Do you think you can “みたいな感じ。そうすると、イコール「やっといて」って言う意味なんですよ。それ。

 

下野:ええ、本音の部分というかね。そういうことを言いたいわけですよね。

 

平松:ですよね。”Do you think you can”って言われて”Yes, I could, but I won't.”

 

みたいなのちょっと考えにくい(笑)ま、ありえますけど、”Yeah, yeah, technically, I can, and...?”みたいな流れはちょっとね、あんまり想定できないので普通の関係の場合は。

“It's OK, I'll do that.”とかってぱっと言ったりとか、どうしても何か用事があってできないとかだと、

“No....sorry I can't.”とかね、そういう可能性はあるんだけど。

 

もうとにかくしのごの言わせずにやるんだよね、みたいな感じで、”Take out the rubbish.”みたいなことは言わないですよね。

 

下野・平松:ははは(笑)

 

下野:そうですね。ええ確かに日本語でもそういう部分ってありますよね。「何かしてください」と直接言うんじゃなくて、「できそうですか?」とかね、そういう言い方をね、やっぱり婉曲的にしたりしますね。

それと同じような感覚、で”ask”を使うと。「お願いする」というのがマナーにかなった言い方かと思いますね。

日本の方は、そういった少しやんわりた話し方をすごく英語でもされたいって思ってらっしゃる方多いと思うんですね。なのに、そこで“Please”しか知らないと、実は図らずも失礼になってしまうことがあるっていう。

 

平松:ええ。

 

下野:そういう、やんわりと丁寧な話し方をしたいと思っているのに、別の言い方ができないっていう悩みなんだと思うんですよ。

 

平松:確かにそこが本当に悩むポイントですよね。悩みますよね。

 

下野:はい。そういった意味でも、里英さんのご著書には細かく丁寧にたくさんの例文が紹介されておりますので、非常に参考になると思います。

 

平松:少しでも皆さんのお役立ていただけたらと思います。

 

下野:楽しみにしております!

次回も里英さんにお越しいただきましてお話を伺います。次回のテーマは、”meet”の使い方についてです。では、どうもありがとうございました。

 

平松;See you next time!

 

 

 

いかがでしたか?”favour”は「お願い」というより「頼み事」と考えればわかりやすいですね。

また、人に何かを頼むときは”tell”(言う)ではなく、”ask”(尋ねる)が大事。

日本語でも英語でも、「お願い」するのがマナーにかなった言い方というお話でした。

 

 

次回の好感を持たれる英語表現は”meet”です。

引き続き、お楽しみくださいませ。

 

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