音楽をやっている方はやはり音をピックアップする力がすごいですよね。早いです。
ピアノの講師をされている受講生の方がいらっしゃって、音楽脳というか音楽耳というか、彼女の音を取る力にはとても刺激を受けています。英語自体は若い頃のやり直しみたいな部分が大きくて、ご本人は大変かと思いますが、とにかくとても楽しそうなんですよ。私もとっても嬉しい!
でも実際のところは、PodcastやYouTubeの視聴者のみなさん全員が、音楽耳なわけではない。というわけで、今回はリスニング力を上げるポイントをつに絞ってお伝えしようと思います。
いきなりスピーキングは難しい…
例えば、こんなふうに思うことはありませんか。
最悪 話せなくてもいい!せめてリスニングだけでも!! と。
では、具体的にどうしたらよいのでしょう。
英語の素材(教材の類)は何百年やってもやりつくせないほどありますよね。
まずは聞いてみよう!と思って人気のあったあの教材を流した方は多いのではないでしょうか。
私もやりましたよ!マラソン。
実は、英語の音に耳が慣れていない状態で聞こうと思っても、非常に難しいものなんです。
聞いても聞いても試験のリスニングの点数が上がらないことはよくあります。
もうちょっと踏み込んで考えてみると、リスニング素材、試験や教材の音源(素材)は、そのためにわざわざネイティブがわかりやく(滑舌良く)話して、雑音も入らないようにして、録音されているものですよね。
実際は周りの雑音があったり、ボソボソ小声で話す人や滑舌があまり良くない人がいたりするわけで、もっと劣悪な環境で音を聴くようになるわけですね。誰かが突然後ろでくしゃみをするかもしれません。
素材(教材)で学ぶときには、そのように質の良い音を聞いているんだと、頭の隅において聞くことは大切なことの一つです。
では、どんな環境でも耐えうるリスニング力をつけるには、...
クラブハウス、日本でも急速に人気のアプリとなりましたよね。
今回は、このクラブハウスを外国語学習に活かすポイントを私なりに提案していこうと思います。
英語に限らず、母語以外の外国語を学んでいる方は是非試してみてくださいね!
(注:日本ではまだまだ黎明期です。今後、仕様が変更・追加になる可能性は十分にありますので、様子を見ながら発言内容を見直して、利用してください)
最初に、私はマーケティングのプロではありませんが、 クラブハウスの日本での広がり方は、かつてのテレビクイズ番組にあった『クイズ ミリオネア』のような感じを受けました。
本国(イギリス)の『クイズ ミリオネア』は最初から一般人が出ても視聴率が取れる番組でした。
日本の場合は、最初は芸能人が出演者だったように記憶しています。
一般人も出ていましたが、やはり視聴率が取れるのは有名人。芸能人が出ている回だったと思います。(間違っていたらごめんなさいね!)
今、クラブハウスでは多くの芸能人や著名人が話すルームに一般人が入って聞いているラジオのような感じの場になり、急速に人気が出たように感じ、あの時と似ているなと思っています。
何かが市場に浸透する時、最初、イノベーター(革新者)→アーリーアダプター(Adapter、Adopter初期採用者)という流れで手に取られます。そして、ここにはたいていオピニオンリーダーがいて価値観が合う会社などが、影響力があるオピニオンリーダーたちとコラボレーションして(お金を払って)おすすめしてもらうことで、ターゲットへ浸透していくわけです。
今回も「ザッカーバーグが喋っているの聞いてみたい!」なんて思ったオーディエンスによって拡散していったでしょうが、私は「その手に乗るか!!」と思っています(笑)
(注:ザッカーバーグがクラブハウスから報酬をもらっているに違いないと言っているわけではありません。あくまで、よく取られる手法だということです。)
では、クラブハウスの使い方を私がどう決めているかを具体的に紹介していきますね。
まず初めに、私は「外国語学習」を次のように定義します。
クラブハウスにおける外国語学習とは…
外国語を単純に覚える、...
2021年1月24日日本時間の22:00からpart2オンライングループレッスンを開催しました!
オンライングループレッスンといっても、この「洋楽で楽しみながら〜」は講師の平松がライブ配信する自宅スタジオから解説していくものなんです。パワーポイントを使って歌詞と注意するポイントを見ながら解説しますので、しっかりトレーニングできるんですよ。
受講生の皆さんのお顔は映らないし、声も聞こえません。
この会は皆さんの自主的な練習とライブ中のコメントで成り立っています!皆さん、本当にありがとうございます!!
申し遅れました。私は日本より投稿しておりますスタッフのMina です。受講生の皆さんと一緒にこの「洋楽で楽しみながら〜」を楽しんでいる一人です。どうぞよろしくお願いします。
さて、今回の“Let It Be”part2レッスンも内容濃く、できる限りゆっくりと度のintervalをはさみながら進んでいきました。「ついていってますよ〜!」とコメントを入れてくださった皆さん、ありがとうございました。
まずはリンキング(リエゾンと言ったりもします)の部分を確認しました。
例えば、この部分
There will be an answer, let it be
タイトル“Let It Be”からして、lとリンキングで難しいですからね。「レットイットビ〜〜」とカタカナにならないように何度も練習してくださいね。受講生の皆さんは段々慣れてきたというお声も。
特に難しかったのは
For though they may be parted, there is still a chance that they will see
There will be an answer, let it be
の部分ではなかったでしょうか。
thの発音が続くんですよね!6個もある!!
しかも、濁る音だし、間にlもたくさんあるんですよ…涙
For though they may be parted, there is still a chance that they will see
There will be an answer, let it be
ここをマスターできると、めちゃくちゃカッコいいです!
最後に、...
こんにちは
イギリス在住会議通訳者、
発音改善コンサルタントの平松里英です。
今回は、受講者のブログをご紹介します。
ピアノ教室をされているじゅんこさん。
海外のピアノの講師の方々とやりとりを
することがあるので、英語をあらためて
学び直すことを決心され、縁あって
私の門を叩いてくれました。
先日、キングコング西野亮廣さんの
絵本「えんとつ町のプペル」の英語の
朗読を動画として作りクリスマスに
YouTubeにアップしました。
その動画を視聴されたじゅんこさん。
大変気に入ってくれてご自身のブログで
紹介してくれました。
以下、
じゅんこさんのピアノ教室のブログ記事
「【イギリス英語】えんとつ町のプぺルPoupelle of Chimney Town」から一部抜粋してご紹介します。
私ははっきりと自覚があるのですが、
昔から授業は聴くほうが効果的でした。
書くことに集中すると入ってこない。
無意識に聴覚重視の情報収集でした。
なので、
ご本人に確認したわけではないのですが、
音楽耳の持ち主だと思うので、おそらく
じゅんこさんは耳から、つまり英語も
音を中心に情報収集していくと、
学習効率が上がるタイプかも知れません。
というのも、
音楽をしていることが関係してくる
のではないかな、と思うからです。
そうなんです!そのとおり
先日このメイキングについて語ったポッドキャスト(Part1)
(メイキング Part2) でご紹介したばかり
なので、このブログ記事を書かれた
ときにはご存知なかったと思います
が、
じゅんこさんが書かれているとおり、
宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』を手がかりに
イメージを膨らませたのでした。
心の中で思い描くイメージが伝わった
なんとも嬉しいではありませんか
昔、わたしはマリンバを習っていました。
マリンバってご存知ですか?
大きな大きな木琴のことです。
その前からピアノを習っていて、
中学高校では青少年交響楽団という、
「ジュニアオケ」に入っていました。
以前にもお話したので、
ご存知の方もいると思いますが、
英語の道に進んでいなかったら
音楽の道に進んでいました。
音楽と英語が得意だったからですね。
ずっと音楽の道に進みたかったのですが、
母親から反対されあきらめました。
代わりに英語を志すことにしました。
高校生のときに反対されたとき、
...
それぞれのサービスのメリットデメリットまとめ!
できるだけシンプルにしているつもりですが、コースやサービスの数が少しずつ増えてきたので、サイトをご覧いただいた方から
「私はどれを受けたらいいですか?」
「サイトに行ってみたのですがどれにすればいいのか分からなくて…」
というご相談やお問合せが寄せられることがあります。
今回は、
どんなお悩みの方にどのコース、サービスがお勧めか?
各コースやサービスのメリット・デメリットについて
まとめてみました。
気になるものがあれば、ぜひ受けてみてください
「発音改善?フォニックス?聞いたことないけど何?」
「平松さんってどんなことを教えてくれるの?」
「発音改善っていったいどうやって進めたらいいのかしら…。」
という方は
をどうぞ
《メリット》
《デメリット》
《こんな人にお勧め》
つぎに
発音改善ははじめてだけれど、とにかく始めたい!
という方は
をどうぞ!!
《メリット》
《デメリット》
こんにちは。
イギリス在住会議通訳者、発音改善コンサルタントの平松里英です。
今回は、私の発音通じなかった事件について、勇気を出してお話ししようと思います。
私も過去には発音が違っていて通じなかった経験がいくつかあります。
まず、初めて海外に行ったときの失敗談です。私が初めて海外に行ったのは17歳の時、高校生の時のホームステイでした。
ホームステイ先はアメリカは西海岸のサンディエゴでした。3週間のホームステイの期間中に何度か大型のバスに乗ってオプショナルツアーに行く機会がありました。
オプショナルツアーで確かロサンゼルスに行った日の帰りだったと思います。帰りのバスの運転手さんはヒスパニック系の人でした。
乗り込んだところで行き先を聞かれました。
行き先を VERmont と言ったところ、通じなかったんです。
※太字部分が強勢
なぜでしょう?
「/v/ の音もきちんと発音しているし /r/ の音もきちんと発音している。通じないはずはないのに、おかしいなぁ?」そう思いました。
何度か繰り返し、 Vermont Vermont→Vermontとやっているうちに、相手が大きく反応しました。
ようやく通じたようです(とほほ)
Ohhh! VerMONt !!※太字部分が強勢
「え?最初からそう言ってるじゃん!!」
と心の中で大きく叫ぶ、わたし。
やっと通じて、これでステイ先に帰れることになったのですが、何が原因で通じなかったのか。
それは、強勢の位置が違ったからなんです。
そう、すべては強勢の位置が問題だったんです。
(あとの部分はできていたと思うので・・・)
このとき海外初経験でした。つまり、この言葉を誰かが発するのを聞いたkとがなかった。誰かの口からこの音が発せられるのを聞いたのは、この時が初めてでした!
ここでの悲劇は、私が先に発音しなければならなかったこと。
当時は今と違ってインターネットはありませんから、この単語の発音を知ろうと思ったら、家を出る前に発音記号の載っている辞書で前もって発音を調べておかなければなりません。
まさか、...
イギリス在住会議通訳者・発音改善コンサルタントの平松里英です。
こんにちは!今日は、「どうやったら発音が良くなるのか?」発音を改善する方法、について解説します。
前回は「なぜ、何のために発音を改善するのか?」についてお話ししました。
発音改善には、三つのステップがあります。三つのステップを理解し、頭で理解するだけではなく、きちんと練習を行動に移して、具体的にこなしていくことです。
どういう音なのか聞いて「こういう音なんだ」と知ること。
これまで思っていた音と違う場合は気付けること、脳のデータを上書きします。
音の出し方を頭で理解します。
例えば、どうやって自転車に乗るのか、その方法を知識として学習する感じです。
音の出し方を頭で理解したら、体で覚え、無意識に口が動くようになるまで繰り返し練習します。
例えば、自転車に乗れるようになるまで何度も体を使って練習するのと同じです。
では次に「何をすればいいのか」を説明します。
ますは正しい音を知ることです。イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどなど、たくさんある英語のなかで、何をもって「正しい音」とするか。さまざまな英語のなかに、最大公約数的に存在する音、がありこれを認識できるようになることです。ここでいう音とは、音素のことだけではなく、リズムやイントネーションなど総合的な意味です。
聞いてわかることと、自分で発することができる(その音を再生できる)こと、は別です。同じスポーツでも競技するのと、観戦するのではまるでやることが違いますね。音楽でも鑑賞するのと、楽器を弾くのではまったく違います。自分の「口」という楽器の弾き方を知る、引きこなせるように、理屈(頭)を理解します。その後、習得(体)「学ぶ」です。
イギリス在住会議通訳者・発音改善コンサルタントの平松里英です。
こんにちは!今日は、「なぜ、何のために発音改善をするのか?」のお話をしたいと思います。なぜ日本人の英語の発音は良くないと言われるのか、発音が良くないと一体何が問題なのか、どうやったら克服・解決できるのか、について解説します。
自分の英語がなかなか通じない。自分の発している英語の音が正しくない気がする。発音が滑らかでないので自信が持てない。それで、英語を話すことに臆病になってしまうし、下向きのスパイラルに入ってしまう。これを何とかしたい・・・という人のために。
なぜ日本人の英語の発音が悪いのか、どうやったら発音が良くなるのか、何をすればいいのか分かります。三つのステップに分けて説明します。
私はこれまで20年以上にわたり英日通訳の仕事をしてきました。そんななか、他言語の同業者たちが「あなたの英語は(ほとんど)訛りがないので聞きやすい」と言ってくれます。(通訳者と言えど、必ずしも発音の良い人ばかりではありません。)
仕事先などでは「どこで英語覚えたのか?」と英語圏で育ったと勘違いされることがありますが、実際は多くの方々と同じように日本で中学年生のときに英語を始めました。なので、インターナショナルスクールに通っていたわけでもありません。
日々、試行錯誤するなかでネイティブ並みの音を手に入れることができました。その経験や知識を生かして皆さんの英語の発音の悩みを解決するお手伝いができれば嬉しいです。
それは第一にまともに教わったことがないからです。言い換えるなら、英語の音をろくに知らないまま英語の学習を進めてきたからです。例えば、受験勉強では読み書きが中心ですが、「読み」にも「書き」にも音を「聞く」ことも「発する」練習も、フィードバックをもらって改善する活動も含まれていません。
もう一つは、日本語の音に対する考え方(発想)と英語の音に対する考え方、捉え方に差があること。日本語は「拍」を基調としており、英語は「音節」を基調としています。例えば「Thank you」を日本語的に捉えるなら「サ・ン・キュ・ー」で拍、...
通訳歴20年以上、イギリス在住の現役会議通訳者、平松里英がお届けするイギリス英語の発音改善コースです。
こんなお悩みはありませんか?
発音で笑われたくない。
英語で話しても聞き返されてしまうので自信を失くしてしまう。
リスニングが苦手なのでTOEICなどの試験の点数が伸び悩んでいる。
定期的に英語でプレゼンをする機会があり上手く発表できるようになりたい。
英語によるディスカッションやQ&Aで円滑にキャッチボールができない。
それは英語が「イギリスのことば」を表すようにイギリス発祥の言語であり、イギリス在住の私が日常そして仕事で使っているのがイギリス英語だからです。
私はもともとは使っていた英語はアメリカ寄りの英語で、交流のあった恩師や友人たちもカナダなど多くが北米の人でした。当初は発音もイギリス英語ではありませんでした。
きっかけは北アイルランドに行き来するようになったことです。留学をとおして論文を書くのはイギリス英語、書式や文法もイギリス英語なら授業もすべてイギリス英語でした。
それまでアメリカ英語になれていた私は跳び縄といった基本的な単語まで「直される(指摘される)」というなかで、私の中にあったアメリカ英語は形をひそめ、イギリス英語に移り変わっていきました。
通訳するというサービス、それを通して奉仕するだけでなく、自分の声でことばを使って英語でやり取りをしようとしている人たち。彼らが抱える多くの課題のなかで私がもっとも明確に貢献できるエリア-それが発音改善だと思い立ったのが始まりです。
通訳の仕事をしていると多くの大手の企業の方や政府関係者にお目に掛かります。この仕事を通してだからこそ出入りできる場所も多くあります。それはそれで素晴らしいのです。
しかし、少数のクライアントの方とその案件を通してのごく限られた世界では社会への還元は大きいとは言えない。社会に還元できる、つまり人の役に立つスキルがあるのなら役立てるべきだと考えました。
サービスや商品の開発、ウェブサイトの制作や運営、マーケティングを含めた営業や会社経営・会計など。一通訳者として口に糊をする立場では経験することのない業務が発生する毎日です。
慣れないことをやるのは時間がかかりますが、...
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