#38 礼儀を重んじるイギリス人はP’s & Q’sを大切にする | 好感を持たれる英語表現 |②

Uncategorized Feb 23, 2023

こんにちは!日英会議通訳者の平松里英です。

先日、Youtubeで公開した著書『好感を持たれる英語表現』をご購入いただき、そしてご活用くださっている菅原逸子さんとの対談のつづきです。

前回は、23年間一緒に暮らしていて、親しい間柄とはいえ、イギリス人はちゃんと距離を持って話さなければならない、というお話でした。「親しき仲にも礼儀あり」ですね。

今日は礼儀を重んじるイギリス人が大切にしている❝P’s & Q’s❞
について、お話しますね。


目次
 1. ❝Mind your P’s & Q’s❞とは?
 2. イギリス人は子どもにも❝Hurry up.❞とは言わない
 3. ウィンブルドン選手権での魔法の言葉は❝Thank you.❞
 4. まとめ
 

        1. ❝Mind your P’s & Q’s❞とは?

❝Mind your P’s & Q’s❞とは、言い換えるとMind your manners または
Mind your language(言動に気をつけなさい)という意味ですが、
Pleaseの「P」とThank youの「キュー(Q)」と考えるとわかりやすいと思います。


        2. イギリス人は子どもにも❝Hurry up.❞とは言わない

親子でもPleaseThank youは大切です。

私が親子でまだイギリスに来たばかりの時に、
え!?と驚いたエピソードをご紹介します。

Marks & Spencerでお父さんが洋服の試着をしている3~4歳のお子さんに
❝Hurry up!❞とは言わず、
❝Today would be nice.❞って言ってたんですよ。

早くしてね、ってことだとは思うんですけど、
「急いでね!」ではなく、「今日中によろしくね」ですよ。
日本では、ちょっと考えられないですよね!

また、電車の中で子どもが騒いじゃって、お母さんに
❝Keep it down, please.❞(静かにしてね)
とたしなめられた子どもが、
❝I’m sorry mommy.❞と言った時、
お母さんは
❝Thank you.❞
って言うんです。

謝ってくれたことに対してとか、
気付いてくれたことに対してだと思うんですけど。

子どもも、Thank youと言われて、
ちょっと満足気な顔をしてるんですよね。

こういうやり取りは、私の子供が小さかった時にはしなかったので、とても驚きました。


        3.ウィンブルドン選手権での魔法の言葉は❝Thank you❞

ウィンブルドンのテニストーナメントで
プレイヤーが神経を集中してやろうと思った時に
観客がわーっとなっているのを鎮めるのに審判が言うのは
❝Be quiet!❞
ではありません。

❝Thank you, thank you, thank you.❞
なんです。

皆さん静かにしてくださいっていうのを
❝Thank you.❞
で言っているのが素晴らしいですよね!


        4. まとめ

このように、イギリス人は小さい頃からPleaseとThank youを
忘れないよう、大切にするように教えられています。

夫婦間、親子間はもちろん、
例えばお店に行ったときもThank you, Please
と店員さんにも必ず付けます。

イギリスでは、P’s & Q’sを大切に、礼儀正しく話す人が
❝Well-educated❞(教養が高い)と思われるのです♪

逸子さんとの対談の続編はYoutubeで配信中です。
ぜひ、ご視聴くださいね♪


このブログを読んで、この続きを聞きたい、こんな話をしてほしいなどありましたら、お気軽にコメントくださいね。

それではまた次回をお楽しみに!

 

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