#22 クイーン We Will Rock You 歌詞解説!〜サッカースタジアムで聞かれるのはなぜ?〜

Uncategorized Oct 08, 2021

前回は、クイーンのWe Will Rock Youをフレディみたいにかっこよく歌う方法を解説しました。
#21 クイーン We Will Rock You フレディみたいにかっこよく英語で歌おう♪

頭の中を歌がグルグル回り続けた方も多かったのではないでしょうか。

 

さて今回は、私が日本語訳をつけてみました。(本訳とはちょっと違うかもしれません。)

どんな雰囲気の詞なのかは是非YouTubeで聞いてみてくださいね。

 英語と日本語とのニュアンスの違いがイメージしやすい曲で、Rockのかっこいい部分がそうさせているかなと思いますので、是非、最後まで読んでくださいね。

 

【1番①】

お前さ、男(男の子)だろ?大きな声を出して
いまは街で遊んでいるがいつかは立派な男になるんだろ
顔に泥なんかつけて 恥ずかしいぞ

buddy:男同士の仲の良い者同士で使いますね。なので、「お前さ」という雰囲気でスタートします。

street:「通り」なのですが、ここでは「街」という意味で使っています。例えば、映画『エルム街の悪夢』”A Nightmare on Elm Street”がそうですね。特定の通りがあって、そこで〜ということではないんですね。

 

【1番②】

大事なことから逃げてんじゃないぜ ぼやぼやしてる場合じゃないだろ
俺たちがお前に揺さぶりをかけてやるぜ

kicking your can:「そこら中で缶を蹴っている…」という表現。なんか可笑しいですよね笑 「やらなきゃいけないことがあるんだけど目をそむけている」とか「道草を食っている」という意味ですね。

rock:ROCK’N’ROLLrockですね。揺れるという意味です。
日本語で「揺さぶりをかける」というとネガティブなイメージでしょうか。ここではポジティブな意味で使われていますよ。
「お前の考えていること、お前自身、お前が今やっていることに揺さぶりをかけてやる!起きろー!!もっとエキサイトしろよ!」という感じ。「お前、どうしたんだ!いいか、行くぞ!準備はいいか!」という相手を奮い立たせるようなニュアンスです。

「俺たちがお前を揺さぶってやるぜ!」と発破をかけられる。
そうすると鼓舞されて、気分が乗ってきますよね。

こういうところが、サッカースタジアムでの応援歌や選手の入場曲として使われる理由なんです。

 

【2番①】

お前さ、若い男だろ、ハードな男だろ
まちなかで大きな声で叫んでイキがっているが いつの日か世界を相手に戦うんだろ?
顔に血がついてるぜ かっこ悪いぞ

take on:単独だと「かかってこいよ!」という意味になります。

 

【2番②】

そこら中でバナーを振り回してる
俺たちがお前に揺さぶりをかけてやるぜ
お前の、心を、体を、頭を、魂を揺さぶってやるぜ

sing it !:「歌って!みんなの番だぜ!」という乗せる掛け声ですよね。

 

【3番①】

おい、あんたさ、年食った貧乏な男だな
目で訴えてる いつか少しぐらい心休まる日が訪れるだろう
顔に泥がついてるぜ みっともないじゃねえか
誰かに元通りにしてもらったほうがいいぜ 今やれよ

an old man:最初はboy でした。そして次に、young manでしたよね。3人の男が出てきているのかな、と思います。ここでold manの登場です。

そして、顔についているものがmud blood mudとなりますが、2番めの粋がっているyoung man = hard manだから血がついているんですね。old man = poor manですから、泥なんでしょう。年と生き様とがパート毎に、そして韻を踏みながら表現されている。そんな感じを受けますよね。

 

【3番②】

そうさ、俺たちがお前さんを揺さぶってやるぜ ついてこいよ
俺たちが揺さぶってやる もっと大きな声を出して
俺たちが揺さぶってやるんだ もう一度
俺たちが揺さぶってやるのさ そうだ いいぞ

ここに来て、1番から登場してきたboy, young man, old manの3人がweに含まれることになります。「俺たちで世界を揺らしてやろうぜ!そうさ!俺たちさ!」

実は、ここでピンとくるのが代名詞の使い方。
theyと言った瞬間に、仲間じゃない感じが出ます。差別発言のときもそういうことが起こりうるのですが…

theyが出てきた瞬間、空気が分かれますので、代名詞の選び方は非常に大事です。「常に同じ側にいるんだ。仲間なんだ。」という場合はweとなりますね。

 

いかがでしたでしょうか。

詞(詩)は文字通り和訳しても、背景がわからないとなんだかおかしな日本語になることってありませんか。

このような短い曲で慣れていくのも一つの勉強法かな、と思います。

 

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